幽霊の怖さについて、簡単に説明すると...。

 

1.死への恐怖

2.未知への恐怖

が幽霊に対して発生するからだと思われます。


1.死

幽霊は死んだ人間の魂です。

日本人は特に死を連想させるものを穢れとして嫌います。

死に対する恐怖が幽霊によって呼び起こされる為恐怖が引き起こされるのでしょう。

そして日本の幽霊は祟る幽霊が多いのも一因だと思われます。

(日本古代の神もあらぶる神=崇り神といって、基本的に祟る神が多かったようです)

日本の幽霊は現世に恨みを持ち、生きている人間に憑りついて体調や人生を狂わせたり、死の世界へ引きずり込んだりします。

特に昔の幽霊は四谷怪談などの幽霊話にも見られるように、恨みのある人間にだけ祟ったものですが、最近の幽霊は無差別的に生者に祟ります。

これが幽霊に対する恐怖の一番の理由でしょう。

国民の殆どが幽霊の存在を信じているイギリスなどでは幽霊は「祟らない」存在なので恐怖の対象になりにくい、と聞いたことがあります。

日本のホラーと海外のホラーの違いを見てもそれはわかると思います。
海外の幽霊はコミカルで親しみのある存在であることが多いです。
それは海外の幽霊が現世の人間に死をもたらすことが少ないからではないでしょうか。

 

2.未知

幽霊は曖昧な存在です。

人間は未知のものに対する恐怖を本能的に持っています。

それは動物としての本能です。

そして幽霊は死を臭わせる危険を伴っています。

(同じ未知の物に対してもUFOやUMAに対して恐怖を持つ人が少ないのは直接的にそれが死に直結してないからかもしれません)

未知のもの(危険)に対して警戒する気持ちを持たない生物は生き残ることが難しいでしょう。

もしその存在が証明されて科学的に説明のできる存在になったら、恐怖は半減するか無くなってしまうに違いありません。